スマホアプリを使った浮気調査は絶対にNG! よくある事例と問題点を解説

「パートナーの様子が最近おかしい」
「怪しいラインの通知画面を見てしまった」
「浮気はほぼ確定だけど、証拠が掴めていない」
このような状況に置かれているとき、頭を過るのがスマホアプリを活用した浮気の証拠集めです。
スマホ監視アプリや紛失防止タグなどを使うと、パートナーのスマホを遠隔操作したり、居場所を突き止めたりできますが、別の重大な問題が起きる可能性があります。
興味本位で使ってしまって、浮気された側が訴えられてしまった、逆に証拠が掴めなくなった、そんな結果にならないように、スマホ監視アプリや紛失防止タグの危険性について、くわしく解説いたします。
スマホ監視アプリが危険な3つの理由

スマホ監視アプリは、インストールするアプリケーションによって、さまざまな機能があります。有名なのは、離れた場所から相手のSNSやマッチングアプリを閲覧できる機能、GPSで位置情報をチェックできる機能、カレンダーを閲覧できる機能、無音カメラで写真を撮影する機能などです。
これらのアプリを使用すると、パートナーのスマホ情報を把握できます。しかし、見てしまった行為によって、被害者側も大きなリスクを背負うことになります。
浮気の疑いがあると、焦ってアプリを入れてしまいたくなりますが、一呼吸ついて、事前に危険性をチェックしておきましょう。
理由1:懲役や罰金などの刑事罰に問われる場合がある
許可無く相手のスマホに監視アプリをインストールする行為は、不正指令電磁的記録供用罪にあたります。これは違法行為であり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される可能性があります。
監視アプリをインストールするために、パートナーのスマホに無断でパスワードを入力する、勝手にロックを解除する、サーバーに接続してLINEやメールの新規メッセージを取得する、といった行為は、不正アクセス禁止法違反です。
こちらも3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される恐れがあります。
軽い気持ちでインストールしたスマホ監視アプリで、刑事罰に処されてしまう、という最悪のケースがありますので、安易に利用するのは絶対に避けましょう。
理由2:プライバシー侵害になるケースがある

ロックされていないスマホ、パスワードを知っているスマホ内に残された情報を確認する、という行為であれば、不正アクセス禁止法には該当しません。
刑事罰には鳴りませんが、相手の同意なく中身をみてしまうと、プライバシー権の侵害になる可能性があります。こちらは民事ですが、損害賠償請求を求められる恐れがあり、信頼関係も大きく揺らぎます。
離婚調停や裁判で、自分が不利になるケースも考えられるため、同意なくスマホをチェックする行為は、控える方が賢明です。
理由3:違法に得た情報は証拠として使えない
スマホ監視アプリで浮気の証拠を取得できたとしても、そのデータは調停や裁判で使えない場合がほとんどです。
違法に得た情報は、証拠として認められない可能性が高いため、パートナーが浮気しているのに離婚できなかった、という結末になる可能性があります。
スマホ監視アプリで得た証拠をもとに話を進めた結果、調停員や裁判官からの心象が悪くなるケースもあります。
慰謝料請求や養育費請求、親権問題、速やかな離婚などをスムーズに進めたい場合は、法廷で堂々と出せる証拠を手に入れておきましょう。
紛失防止タグでの追跡が危険な3つの理由

近年、SNSをみていると「夫が浮気をしているかもしれない」という投稿にたいして「エアタグ(紛失防止タグ)を潜ませればいいよ」といった安易な助言が多くみられます。
スマホ監視アプリのように、直接スマホ内にアプリをダウンロードしたり、ロック解除をしたり、といった行動がないため、合法だと思われがちなのですが、紛失防止タグを利用したパートナーの浮気調査も危険性が高い行動です。
紛失防止タグを使った追跡で考えらえる、3つの注意点をみてみましょう。
理由1:法制度の強化が急がれている
2025年11月、ストーカー規制法の改正案が閣議決定されました。その内容の一つが、エアタグなどの紛失防止タグを悪用した、位置情報の無断取得規制です。
小型で目立ちにくい紛失防止タグは、カバンの奥や車などへ簡単に潜ませられますが、本来は財布やスマホ、鍵など、身につけているものを失くした時に、場所を探すためのアイテムです。
しかし不正使用が後をを絶たない現状から、今後は臨時国会を経て、早期成立を目指す動きになっています。
浮気調査目的で取り付けた場合も、ストーキング行為とみなされた場合、今後は法規制の対象になる可能性があります。気軽に購入できるアイテムですが、安易に活用するのは厳禁です。
理由2:発見されるリスクがある

紛失防止タグを活用した浮気調査は、対象者にバレやすい、というリスクがあります。ターゲットが浮気調査を警戒している場合、「迷惑な追跡に関する通知を受け取る」という設定を選べるため、あっという間に気付かれてしまいます。
その他にも、「紛失防止タグが、あなたの近くで見つかりました」という通知が入り、スマホから音を鳴らせる機能もあります。電車や人混みなどで実際に、他人のエアタグ通知を受信したことがある、という方も多いと思います。
失敗のリスクが高く、浮気調査がバレてしまった場合が、対象者が慎重に行動するようになる、必要な証拠が取れなくなる、というケースも考えられます。
理由3:プライバシーの侵害になる可能性
紛失防止タグを使った浮気調査は、現時点では法規制の対象ではありません。GPS機能を使った追跡行為はストーカー防止法の対象ですが、通信機能を持たないBluetoothを搭載した商品は、対象外とされています。
しかし、浮気調査目的で紛失防止タグを隠した、追跡した、という事実が確認された場合、法には抵触しなくても、プライバシーの侵害になります。場合によっては、損害賠償を請求されるケースがあるため、使用は控えましょう。
この方法もNG! 絶対に避けるべきスマホ調査法

個人での浮気調査では、他にも気をつけるべきツールがあります。次に紹介する方法を検討している場合は、罪に問われる可能性があるため、今すぐ別の方法を検討してください。
1:なりすまし・フィッシング詐欺
悪質な業者が多く使う手口に、なりすまし・フィッシング詐欺があります。この方法を悪用して、SNSやショッピングサイトの運営者になりきり、パートナーのログイン情報を聞き出すような行為は、不正アクセス禁止法違反や詐欺罪にあたる可能性があります。
2:パスワードの推測・盗み見
パートナーのスマホロックを解除するために、パスワードを推測したり、こっそり盗み見たりする行為も、不正アクセス禁止法にあたります。先ほども触れたとおり、不正に入手したパスワードでの情報取得は証拠にならないこと、ログインの形跡が残る可能性があることから、他の方法をおすすめします。
3:盗聴アプリや盗聴器
家庭内での夫婦の会話であれば、録音音声を合法な証拠として、調停や裁判に出せる場合があります。しかし、一方的に盗聴アプリや盗聴器を忍ばせて、車の中の音声を録音したり、浮気相手の自宅・ホテルなどの会話を盗聴したりした場合、罪に問われる可能性があります。
盗聴器の種類によっては、電波法・電気通信事業法違反に該当する危険もあるため、安易な利用は控えましょう。
録音行為がバレる可能性もあるため、どのような機器を使い、どう録音するのか、専門家に相談しながら進めるのがおすすめです。
法に則った浮気調査は小林愛子探偵調査室へ

日常生活を豊かにしてくれる便利なアプリ、商品が増えていますが、浮気調査に使ってしまうと、違法捜査となり、罪に問われる可能性があります。
その他にも、相手に気付かれてしまい、証拠が取れなくなるケース、証拠が取れたとしても無効になるケースなど、トラブルが多数報告されています。
法に則った浮気調査で、正しく浮気の証拠を掴むなら、その道のプロである探偵事務所へご相談ください。
小林愛子探偵調査室は、これまでにさまざまなケースの浮気調査に携わってきた、静岡市の老舗探偵事務所です。現在の状況をお伺いしながら、きちんと証拠を手に入れられるように、最善の方法で調査を進めて参ります。
あなたの人生を守るためにも、危ない調査は専門家へおまかせください。話し合いや調停、裁判を有利に進められる証拠を掴んで、納得いく未来に向かえるように、親身になってサポートいたします。
