
夫や彼氏の浮気、不倫を疑い、探偵を利用するケースが少なくありません。このとき、よく分からないからと適当に依頼してしまうと、
「あのとき、ちゃんと準備しておけば……」
という後悔につながります。場合によっては、逆にトラブルになる例も考えられます。
今回は、探偵事務所や興信所を利用する際に、どのような点に注意するべきか、準備やポイントを解説いたします。
浮気調査を探偵に依頼する前にするべき準備

浮気調査を探偵事務所で相談する、と決めたら、やっておくべき準備があります。スムーズに依頼するために、できる準備を整えておきましょう。
準備1:依頼する理由をはっきりさせる
浮気の証拠を手に入れた後、どうしたいのか。ここを決めておかないと、どこまで調査するべきか、といった方針を決定できません。
調停や裁判で、離婚・慰謝料請求・親権について話し合いたい場合、証拠をもとに再構築したい場合では、アプローチの方法が変わるため、今考えているゴールを明確にしておきましょう。
準備2:パートナーの情報をまとめておく

浮気が疑われる場合、自分で夫を追跡してしまうと、浮気や不貞を知っている事実がバレやすくなります。場合によっては、警戒されて、浮気相手と会うのを控える可能性もあるため、注意が必要です。
このようなトラブルを未然に防ぐため、調査はプロである探偵に任せるべきなのですが、浮気調査をスムーズにする情報集めは、依頼者側で進められます。
・日頃のLINE、メールのやりとり
・把握しているSNSアカウント情報
・パートナーの交友関係や会社の情報
・クレジットカードや銀行を利用した履歴
・どのような言動・行動から浮気を疑ったのか
・夫や彼氏が普段、何時に仕事に行って、何時に帰ってくるのか
相談時に、このような部分がまとまっていると、速やかに調査をスタートできます。
探偵の情報を伝えたいからといって、無理にスマホや持ち物をチェックする必要はありません。できる範囲、パートナーに気付かれない範囲でたしかめてみてください。
準備3:予算の確認と相場の把握
探偵に依頼する場合の調査費用は、利用する探偵事務所、興信所によって変わります。
依頼の際は、地域にあるいくつかの探偵事務所を比較・検討するのがおすすめなのですが、支払える予算がある程度決まっていないと、話をスムーズに進められません。
自分が出せる予算にたいして、どのような調査を依頼できるのか、システムはどうなっているのか、という点をたしかめておくと安心です。
後悔しない探偵選びのポイント5つ

探偵へ相談する理由、できる準備、予算が決まったら、いよいよ相談です。次に、探偵事務所選びのポイントを、チェックしてみましょう。
ポイント1:探偵業届出証明書の確認
探偵に相談するなら、「探偵業届出証明書」を取得しているかどうか、たしかめておきましょう。「探偵業届出証明書」は、すべての探偵事務所で、取得が義務付けられています。
ホームページなどに、届出番号が書かれているかどうか、調べておいてください。
ポイント2:口コミの評価を調べる

探偵事務所を利用する前に、過去の依頼者の声をチェックしておくと、信頼できる業者に出会えます。探偵事務所のホームページに記載されている利用者の声、Googleの口コミ評価などを参考に、安心して相談できる探偵社を探しましょう。
ポイント3:相談・見積もり時の対応がていねい
探偵事務所に問い合わせ、相談、見積もりをお願いした際、ていねいに対応してくれるかどうかも、業者選びの大きなポイントです。
親身になって話を聞いてくれるかどうか、予算に応じた提案をしてもらえるかどうか、上から目線な態度、嫌な感じがしないかどうか、たしかめてみてください。
調査方法や進め方なども、忘れずに聞いておきましょう。
ポイント4:料金体系に納得できる

探偵事務所での相談は、時間あたりの費用が設定されている業者、パック料金になっている業者、成功報酬型の業者など、さまざまな料金体系があります。
金額内にどんな調査が含まれるのか、追加費用が発生するケースはあるのかなど、事前に確認した上で、納得できる探偵事務所を選んでください。
相談の時点で、強引に契約を迫るような業者は避けて、安心して相談できる探偵事務所をみつけましょう。
ポイント5:違法調査をしない探偵事務所
探偵という業務上であっても、法的に違反する盗撮や盗聴行為、身辺調査行為があります。証拠を得るために、依頼人とは関係のない土地へ足を踏み入れる、勝手に盗聴器などを仕掛ける、警察を名乗って聞き込みをする、といった行為は犯罪です。
このような方法で収集した調査結果は、調停や裁判の資料として認められません。調査費用が無駄になってしまった、探偵スタッフが逮捕された、といったトラブルになる可能性もあるため、法に則った形で調査してもらえる事務所を選びましょう。
探偵への調査依頼で後悔した3つの事例

探偵に調査を依頼したけれど、後悔する結果になった、という事例があります。代表的な3つのケースをみてみましょう。
事例1:料金トラブル
「見積もり金額に納得して相談したのに、後から追加で高額請求されてしまった。」
追加調査が必要な際、依頼主に確認せず、進めてしまうようなケースです。契約時に、追加調査が必要になる場合は、事前に相談してもらえるのか、たしかめておくと安心です。
事例2:調査がバレてしまった

「自分では調査ができないから探偵に依頼したのに、尾行がバレてしまい、証拠が得られなかった」
探偵事務所によっては、まだ調査に慣れていない、新人スタッフが作業を担うケースがあります。このような場合、必要な証拠写真が撮れなかった、バレてしまった、という結果を招く恐れがあります。
たしかな証拠を掴むために、経験豊富な探偵に相談できる事務所を選びましょう。
事例3:証拠が無効だと言われた
「探偵事務所から受け取った調査結果をもとに、裁判をしたけれど、証拠が無効だと言われ、離婚できなかった」
探偵が実施した調査方法に法的な問題がある場合、調停や裁判の証拠として認められません。調査費用を返してもらえず、さらに離婚もできない、という結果になる可能性があります。
依頼する際は、調査方法が正当かどうか、確認しておきましょう。
まとめ

探偵事務所へ浮気調査を依頼する場合、事前準備を整えておくと、スムーズな相談につながります。探偵の選び方にも注意しながら、料金面でも、結果面でも、安心して相談できる業者を選んでください。
浮気が疑われる場合、一刻も早く真実を突き止めたくなりますが、焦って選んで後悔する結果になってしまった、というケースが多くみられます。感情的にならず、落ち着いた気持ちで相談する、という配慮も大切です。
求める証拠が得られるように、電話対応の雰囲気、無料相談の際の感じの良さなどをチェックしながら、「ここで相談したい!」と思える業者をみつけましょう。
